イノベーションと企業家精神【書籍の要約】

企業家精神

全く新しいことを行うことに価値を見出す精神。

変化を探し、変化に対応し、変化をイノベーションの機会として利用する

 

イノベーション

単なる厄介物を「資源」として利用する方法を見つけ、価値を与える

既に存在するものを修正したり運用するのではない。

すでに起こった変化や起きつつある変化に着目し、価値と満足を作り出し、ただの素材を資源としまたはビジョンのもとに既存の資源を組み合わせる。

 

内部の機会

①予期せぬ成功と失敗

予期せぬ成功:原因を深堀してとがらせる

予期せぬ失敗:準備不足や無能が原因でないなら、前提を再認識できるチャンス

②ギャップを探す

現実にあるものとあるべきものの乖離を見つける。

現実について間違った認識を持つと、努力は成果を期待できない分野に集中する

③ニーズ

労働力ニーズ:企業内部の、手動で人手が大量にいる仕事を自動化する

④産業構造の変化を知る

急速な成長、大型化、大規模化→設計マネジメント管理などの需要増

 

外部の機会

⑤人口構造の変化

n年後のm歳人口は現在のm-n歳人口。未来の顧客の人数は計算可能。

⑥認識の変化

健康、加齢、肥満、慢性病、老化への過剰な関心の増大

⑦新しい知識を活用する

いくつかの異なる知識の結合によるイノベーション

必要な全ての知識要素が既知として利用できるときのみ起きる